『祈る速度』、終了しました。
『祈る速度』全日程終了しました。ご来場のみなさま、本当にありがとうございました。
Cui?はプロデュース・ユニットなので、一部のひとたちを除いて、しばらくかかわりあえなくなるひと、未来は予測できないからわからないけど、もしかしたら、今後一切かかわらなくなるひとも、いるんだなあ、このなかに、なんて、くたくたになったカラダを壁に密着させて、打ち上げの席上で、みんなをみわたしながら、そんなことをつらつらと考えていました。
そうか、今日から稽古も本番もないのか。
どうやって生活していくんだろう。
どうやって生活していたんだろう。
誰かと遭遇するときに目を見開かれるような喜びは感じたことがないのに、誰かと離れるときの目をえぐられるような悲しみは人一倍で。
なんなんだろうね。
でも、人間が嫌いなのは変わらないけど、信頼することのパワー、強靭さ、世界を吹き飛ばす速度に、身をゆだねても、以前よりは安心できる気がするよ。
そういうふうに、『祈る速度』をやっていくなかで、考え方が変質しました。
変貌、かな。ちょっとだけ。
問題は山積みだけど、放り投げたり、緩やかに歩いていったり、完全に無視したりしながら、見映えも気にしたりしなかったりで格闘していきます。
本当に『祈る速度』を観にきていただいてありがとうございました。
これからもよろしくね。