『ことばのポトラック』、本になりました。

2011年10月9日、早稲田短歌会の一員として綾門優季も参加したことばのポトラックですが、このたび、本になりました。綾門優季の作品としては、『闇雲に殺虫剤を』という短歌連作が掲載されています。

早稲田短歌会顧問である堀江敏幸教授の独特のリズムで行進していく散文詩「キャッチボールについて」「宇宙食は塵ビーンズ」や、古川日出男さんの土着的で痛切な、それでいて抑制のきいた絶叫「馬!」「夏の校庭に配されたピラミッドと、うさぎ」、サラヴァ東京で爆笑をさらった穂村弘さんの短歌連作「チェルシー2」など、読み応えのある作品が満載。執筆陣が豪華なのもさることながら、一年間の記録だけあって物凄いヴォリュームで、鈍器にもなりうる分厚さです。ぜんぜん飽きません。飽きるどころか読んでも読んでも最後のページまで辿り着けません。

ぜひ、お手に取ってみてください。

だれにでも、かならず、ひっかかるところがある本になっていると思います。

ことばのポトラック

ことばのポトラック